「素直さ」こそ、人生における最強の武器である

素直がいいのはわかってる。ただ自分の素直な気持ちがわからない。

この記事では、素直でありたい自分が、「素直であるための思考」を確認していきます。

素直になれなくてつまづいた時、なんだかうまくいかない時に、「素直さ」を取り戻すきっかけとして書いていきます。

こんな人におすすめ！

素直になりたいと思っていても、なかなか素直になれない人
自分の素直な気持ちを知りたい人

「素直さ」とは「自分の願望を理解する能力」
「素直さ」はもともと備わっている
「自分が何に幸せを感じるか」を知る
「自分の幸せ」は過去に聞け！
まとめ

「素直さ」とは「自分の願望を理解する能力」

世間一般でいう「素直さ」とは、「他人に対しての素直さ」を指す場合が多い。他人からみて素直かどうかは、誰かの思い通りなりやすいかどうかです。ただこの発想では、いつまでも素直になれないのが現実です。

原因はシンプルで、そもそもそれ以前に「自分の素直な気持ち」がわからないからだ。

それをわかるために、まずは「素直さ」＝「自分の願望を理解する能力」ということを認めて欲しい。「素直になる」というのは、その能力を発揮することを表します。

「素直さ」はもともと備わっている

「素直さ」を能力であると認めた時、「素直になれないのは、能力がないからなのか？」と思ったかも知れませんが、安心してください、持ってます。

その能力は生まれた時に、すでに十分に備わっています。ただ、成長していく過程で、「自分の願望が叶わない」という経験を積み重ねてしまいます。それが失敗体験として強く影響して、自分の願望を知ることに対して、無意識にフィルターがかかってしまうのです。

そのフィルターは「したいのにできない」という辛さから何度も自分を守ってくれました。そして現在、成長して色々なことができるようになり、「あなたがどうしたいのか」を求められるようになりました。「したいのにできない」に対して、折り合いをつけたり、工夫してできるようになるという術が身についています。

フィルターを外す時が来たのです。

例えるなら、自転車の補助輪です。初めは転んで怪我をしないために必要でしたが、乗れるようになれば、それは不便なものになってしまいます。

もちろんいつまでも補助輪をしていれば、転けるリスクはありません。でも今は、転けそうになったら足を着くことができます。だから転けるリスクを考えるよりも、補助輪を外して自由に行きたい所に迎えばいいのです。

「自分が何に幸せを感じるか」を知る

ここからは、かかったフィルターを外し、素直さを取り戻すために「自分の願望」を理解する作業に入ります。

では自分の願望とは何なのか？その答えは「幸せでありたいという欲求」です。

それを確認するために、自分の幸せは何か？について考えていきます。

「自分の幸せ」は過去に聞け！

自分の幸せについて考えたことがありますか？幸せになりたいと思ってる人は多いが、じゃあどうなれば幸せなのかをパッと答えられる人は少ない。そういう私も「これだ！」と答えられるわけではない。

なぜなら「幸せは思い出すもの」だからです。起こったことに対して後から検討するしかないのです。過去に嫌だったことを避けたり、嬉しかった状況を再現することで作り上げていきます。間違っても、「他人や妄想を参考にして作った幸せ」を目指してはいけません。そうやって逆に不幸になってしまう物語を、いくつも聞いたことがあるでしょう。

だから幸せになるためには、「自分の過去から想像できる幸せな状態」を目指して、幸せになり安くすることしかできないと認識してください。

「自分がどんな時に幸せだったか」について、その状況を順番に考えていきます。まずは自分が幸せだったと思える場面をイメージしてください。