あなたは情報をどうやって得ていますか?
この記事では、拡大したメディアの多様化に対して、それぞれの特性を紹介しています。各メディアのもつ特徴を理解して、適切に情報を得ることで超情報社会の波を乗りこなしていきましょう。
現在、世の中には様々な情報があります。私たちは情報を知ることで、自分の生活や行動を判断していきます。情報を提供するものをメディアと呼び、インターネットの普及により急速にその様式が多様化していきました。
そんな情報過多な時代において、情報の正確性や速度などが重視されるようになり、どんなメディアでどのように情報を得るのかによって損する人・得する人の格差がどんどん広がっています。
今回はそんな多様化するメディアの中から、現役世代にとっての情報源としてシェアが多いテレビ・インターネット・SNSについて、それぞれの特性と注意点をまとめました。各メディアの特性を理解して、適切に情報を仕入れるように意識していきましょう。
テレビの情報
テレビは視聴率が重視されるメディアです。現状日本においてはかなりの影響力があり、テレビのニュースなどが情報を仕入れるメインとなっている人が大半を占めます。
しかし、インターネットの普及、動画サービスの拡大により、若者を中心としてテレビ離れが急加速しており、その権威性はどんどん低下しています。
テレビの特性上、情報の発信にかかる費用が大きく、視聴率低下の影響を強く受けて視聴率を獲得するための、偏った報道や公平性の欠如が問題視され、メディアとしての信用度は低下の一途を辿ることは、抗うことができないレベルにまできています。
ただテレビは以前多くの家庭にあり、全世代の知名度は圧倒的なので、災害情報や行政の報道など、国民全体に対する情報の伝達手段としてはなくてはならないものでもあります。
インターネットの情報
インターネットの情報はページの視聴時間や広告クリックが重視されるメディアです。WEB制作会社やページ運営者がWEBページを作成していて、検索エンジンの評価によって表示されるページの順位が決まります。そのため検索エンジンの評価に依存した情報を見ることになります。
インターネットから得られる情報の正確性は、記事の作成者によって全くことなります。専門性の高い信頼された人や会社のページであったり、販売者が自身の商品の解説をしているものなど正確性の極めて高い情報を得ることができます。逆に人から聞いたりしただけの情報をまとめたものなど、正確性の低い情報も同時に存在しています。
検索エンジンの評価が高いからといって正確な情報であるということではないので、自分自身でその情報について精査する必要があります。
SNSの情報
SNSの情報は人々の共感やカリスマ性のある個人の発信が大きく影響するメディアです。情報の拡散が速く、話題性の強い情報は一瞬で世界中に拡散されていきます。一般のリアルタイムなクチコミが情報の元となることが多く、新鮮な一次情報が得られるという点でメディアとしての特性が急速に注目されています。
しかし拡散は情報の正確性に関係なく拡散されることも多く、「拡散されている=正しい情報」という勘違いが起こりやすいという危険性があります。災害時などでは、その情報の緊急性が高く、デマ情報が広く拡散されたために問題になったという事例がいくつもあります。
SNSの情報はそれだけを鵜呑みにするのは非常に危険で他メディアとの組み合わせる必要があります。
まとめ
以上がテレビ・インターネット・SNSのメディアとしての特性と注意点になります。それぞれのメディアで得られる情報の速度や正確性が異なり、メリット・デメリットがあります。しっかりと区別して理解することで、間違った情報に惑わされずに正しい情報を素早く得ることができるようになるのです。
また情報の正確性は時間の経過でも大きく変化していくので、あてにする情報に関しては、常にその時点での正確性を重視する必要があります。
情報の選び方
最後にそれぞれのメディアの特性を理解して上で、私たちは情報をどのように仕入れて活用していくべきかを考えていきます。
情報は1つのメディアだけをあてにしてはいけません。現代の情報の選び方としては、SNSやテレビを通して、世の中で注目されていることやこれから注目される情報を入手し、インターネットを活用してその情報の特性や正確性を理解することが理想的です。
新しい情報を得やすい世の中で、その情報の正確さを知る力が求められる世の中です。インターネットでの正しい情報の見つけ方や判断の仕方などに慣れておくことをおすすめします。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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